ZNA GATHERING 2019終了

始まりあれば、終わりあり。フェスも間もなく終了

ポルトガルで2年に1度開催されるフェス、ZNA GATHERING 2019で夏休みを過ごしています。

ZNA GATHERING 2019

夜中3:00、ふと目が覚めました。カサカサ、コトン…。あれ!?寝ているキャラバンのすぐ外で、誰かが何かをしている音がする。

こんな夜中に誰?何してるんだ?外は、テーブルや椅子が出しっぱなし。貴重品は置いていないはずだけれど。めぼしいものはないかと、誰かが物色しているんだろうか?

そぅっと、窓から覗いてみると、怪しい影の正体はパシャだ。パシャがテーブル周りを綺麗に片付けしているんだ。なるべく音を立てないように、そうっと。私たちが知らないところで、皆が過ごしやすいように整えてくれていたなんて。なんて気遣いのできるロシア男子。

ZNA GATHERING 2019

と、悠長なことは言っていられません。おぇ~、身体がおかしい。「パシャ、ありがとうね」と声がけするものの、エマージェンシーに迫られて、夜中のトイレに駆け込む私です。フェスも終盤に差し掛かると、体調を崩す人続出。それにちゃんと便乗してる自分です。

何しろ、共同のバイオトイレまでは少しばかり距離があります。そこにたどり着くまでに何度か、かがみこんでは制御不能な逆流の音を発生させていました。それを聞きつけて、警備スタッフが声掛けしてくれます。こんな夜中なのに…。
「大丈夫です。これ、水あたりだと思うんですよ」そう言って、バイオトイレを目指します。

夜中のトイレは案外、人の出入りがありました。いわゆる、それなりの人が体調不良に至っていたということ。「大丈夫?タブレット飲む?」キャラバンに戻る際にも、声がけしてくれる人がいました。みんな、優しいもんです。

翌朝、カトリーンが炭のタブレットをくれたけれど、水あたり状態なので、水で飲むのがまた心配。林檎ジュースとスイカ、メロンで養生する私です。

ZNA GATHERING 2019

およそ5,000人が世界中から集まったフェスも終了。
そして、私たちチームも解散です。それぞれ、バルセロナ(スぺイン)、モスクワ(ロシア)、フランス、オランダと帰って行きます。そして、私は日本に帰ります。

と、その前に1,500km移動して、フランスに戻ります。

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