電線にくっついている物体
とある休日。
天気がいいので散歩に出たのです。と言っても、歩いたのは初めて行く町です。何気ない日常の暮らしをしているささやかな町。でも、初めて見るとすべてが興味の対象になります。歴史を感じさせる町並みにワクワクしながら歩いていました。そして、ふと、上を見上げると…
ん????電線に何かくっついてる。
ズームイン。
ん?もしかして、電線を巻き込んで育った木の枝を切った跡…、でしょうか??
あの枝が切られる前、あんなに太い枝に支えられていたならば、電線もかなり補強されていたのではなかろうか?とも考えます。
いやいやいや。いくら太い枝とはいえ、強風にあおられたら枝はしなります。むしろ、大きくしなることで枝は折れないで済むわけです。では、大きく枝がしなったら、それだけ電線が引っ張られるということです。それは、危険です。
更には、近年の台風の威力たるや、凄まじいものがあります。強風で倒木する可能性はゼロではありません。
だから、予防策として、枝を切ったのかな???なんて、ツラツラと考えていました。
それにしても太い枝です。あんなに太い枝に育つまでには一体何年かかったことか。もちろん、1年や2年じゃ育ちません。
あれ?そうなると、電線を巻き込んで育つに至る年月と、電線の高さとの関係性がかみ合いません。
木の枝は、育つにつれて高さを増していったはず。でも、電線は張った時から同じ高さのはず。一体、どういうこと????