寒さが作り出した自然の造形
とある日の午前中。とある小山を散策していた時の事です。
何しろ、このところの激烈寒波到来で、私が暮らす東海地方 平野部でもかなり冷え込む日が続いていました。(積雪量は、せいぜい3cm程でした。)
でも山の中は、陽の差し込み加減で雪が残っているところも多くありました。
おっ、先客の足跡です。人の足跡がないということは、犬の散歩ではなくて、タヌキかな。
地面は霜柱で浮き上がっていて、歩く度に足が3cmくらい沈みます。ザックザック、鳴る鳴る。それが楽しくて、どんどん歩いていたのですが…。
「ん?何か変なものがある」と気付いて、しゃがみ込みました。これです、これ。
見ると、あちらこちらから、氷の柱がニョキニョキ育っています。まるでキノコのようです。
何故に、こんなに太い氷のキノコが生えてくるかなぁ。よくよく見ると、肌色の石の上から氷のキノコが育っているのです。黒い石からは育っていません。
不思議です。でも、こういう自然の造形って、ほんと面白いです。
ついでにこんなものも見ました。倒木からツララ。「なに、そんなに気分悪かったかね?」と言いたくなります。黄色い色しているのは、樹液が混じっているんでしょうか。
そして、勿論、木にはりつくツル性植物もチェック入れてます。これこそ、本来の姿ですね。がっしりしがみついていました。
山歩き、楽しかったです。