パン好きが「自分でパンを焼きたい」と思うのは自然な流れ
私、パン好きです。なので、街中でパン屋さんを見ると、つい入ってみたくなる性質(たち)です。そして、その次の流れとして、自分でパンを焼き始めるわけです。
以前は、ホシノ酵母パン種で生種起こしをして、手ごねして、パンを焼いていました。パンをこねるのは結構、力を要する作業でして、これがストレス発散にもなるんです。
それと並行して、長いことホームベーカリーを買おうかどうしようか、悩んでいました。
というのも、「手ごねでパンを焼いているのだから、あえて必要ないでしょう?モノが増えるし…」と言う、私の中の反対勢力と長いこと押し問答をしていたわけです。
でもある日、決心したのです。「まずは、買ってみよう」と。
で、これが大正解でした。なにしろ、会社から帰宅した夕方からパンを焼くことができるのですから。
まず、パンケースに羽根をセットします。あとは、粉やら何やらを計量して入れて、ホームベーカリーのスイッチをON。これだけで、4時間後にはパンが焼き上がるのです。
この手軽さ、この美味しさを知ってしまったら、ホームベーカリーは手放せません。
自宅で、美味しいパンを、安く作れる幸せ
勿論、街中のパン屋さんの食パンを買うことは楽しみです。でも、ホームベーカリーがあれば、自宅でも驚くほど美味しい食パンが簡単に焼ける、それも安い!!となると、これは捨て置けないことです。
以前、簡単に計算してみたことがあります。粉をはじめとして各種こだわりの材料を使ったところで、材料費はたったの150円。ホームベーカリーを購入するので、最初に投資しますが、それにしても嬉しい安さです。
シンプル機能だけで十分
私が使っているのは、MK(エムケー精工)のホームベーカリーです。(今のタイプは、ピンクバージョンが出ているようですね。)
世の中には、いろいろな機能のついたホームベーカリーが沢山出回っていますが、私の性格として、そういった機能は使いこなしません。なので、MK(エムケー精工)のシンプルなホームベーカリーが完璧に満足域です。
機能はシンプルでいいのです。材料を計量して、スタートボタンをON。これだけ。
そのシンプルな中でさえ、粉の配分比を変えてみたり、青汁粉やすりゴマ、きな粉やココア、甘納豆、レーズンを入れて味を変えてみたりと、パンのバリエーションは無限に広がります。
定番は、ごはんのパン
ホームベーカリーを購入した当初から、炊いたご飯100gと、強力粉を使って焼くごはんのパンを定番で焼いています。ご飯が入っていますが、パン生地にご飯のツブツブ感はゼロ。むしろご飯を入れるともっちり、美味しく焼きあがるのです。
更には、バターの代わりにエキストラバージンオリーブオイルを使ったリ。強力粉の比率を減らして、米粉を入れてみたり。その分、グルテンも加えてみたり。
こんなふうに配分比を見極めていくのは、実験的でとても楽しいことです。こうして、何度かの試行錯誤を経て、今では素晴らしく美味しい食パンが焼けるようになっています。
何にもまして、自宅でパンを焼くと、イーストフード、乳化剤、製パン調整改良剤等の化学合成添加剤を使わないですみますね。安心なパンが食べられる、ということです。
そんなわけで、今日もパンを焼いている私です。
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