【畑仕事】なぜか、育てたものより大きな大根を手にして帰宅する私

市民農園で、野菜作りをして早1年半

月日の経つのは早いものです。12月に入りました。この時季、仕事を終えたらもう外は真っ暗。とても、業後の畑仕事は叶いません。

かと言って、週末になれば張り切るかといえばそうでもなくて、「大根の収穫だけして帰ってこようか」なんて、手抜き気分が蔓延している最中です。

畑で野菜づくり

ところで、市民農園というのは、広大な畑を区画で割って、希望者に貸し出しています。
それをかなりの割合で、リタイヤ後のおじ様が利用していて、手間暇かけて世話をしています。先輩がたの畑はどれも、綺麗に整列した野菜、真っ直ぐな畝、ふかふかの土…。そこには、費やした時間と手間と愛情が歴然と見えるわけです。

そして、私の畑に目をやると…。皆さんから「前に借りていた人がいい土を作ってくれたね」と、褒められるほど素質のある土地。なのに、世話が追いついていません。

ところでこの日、私の畑で育つ大根を見た畑の先輩は、
「この大根の種は、いつ植えたんだい?」
と言いました。
「(ばれちゃいました?)9月20日すぎです。」
そう、答える私。ええ、存じてます。私が暮らす地域では、大根は、8月の最終週頃から遅くても9月15日頃までには種植えを済ませる必要があることを…。

畑で野菜づくり

種はちゃんと知っているのだそうです。時季が早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ。例え、芽吹いたとしても、成長の具合がよろしくないのです。

その通り。ほんの少し、私の大根は成長が遅い気がするのは、気のせいではないということです。(私的には、十分合格サイズなのですがね。)

ところが、セミプロ域の畑の先輩。大根の成長が振るわない私の畑を見て、気の毒に思ったのか、
「これ、あげるよ。持っていきなさい。」
と、ご自身の畑で引っ込ぬいた見事に肥えた大根をくれるのでした。

こうして、「小ぶりだけど、いいか」なつもりで大根を収穫しに行ったのに、なぜか立派な大根を手にして帰宅した私でした。今晩は、ふろふき大根だな。

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