レディー・ガガ 初主演映画「アリー/スター誕生」
2018年12月に、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た際、予告で見ていて「次はこの映画を観よう」と思っていました。
お正月休み中、レディー・ガガ主演の映画「アリー/スター誕生 A STAR IS BORN」を観てきました。
タイトル:アリー/スター誕生 A STAR IS BORN
製 作:2018年
監 督:ブラッドリー・クーパー
出 演:レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー
オススメ:★★★★★
※★5つが、一番オススメする度合。私の独断です。
音楽には疎い私です。
でも、レディー・ガガと、ブラッドリー・クーパーの人を惹きつける歌唱力、演技に圧倒されました。そもそも、彼女の歌唱力に心震わされたなんていうところが、私がレディー・ガガを分かっていない証拠でしょうな。
ただし、(生意気にも言ってしまいますが)映画前半、レディー・ガガ演じるアリーがバーで歌ったLa Vie en roseのフランス語には違和感を感じました。その場面は、アリーと世界的ミュージシャンのジャクソンが出会う大事なシーンであります。ジャクソンが、アリーのLa Vie en roseに心酔しているのですが、「ここで惚れるか?」と妙に冷静に眺めている私でした。細かいことはさておき…。
とにかく、歌はうまいが見いだされないウェイトレス アリーが、世界的ミュージシャンと出会って、トップスターへと駆け上がるドラマチックなストーリー。でも、サクセスストーリーだけでない、それで終わらないのが厚みになっていました。
そこかしこに、それぞれがそれぞれの人を思う気持ちが垣間見れて、胸が熱くなります。そして湧き上がる苦悩。流れが分かりやすく、映像も明確。各人の繊細な表情も素晴らしく魅力的。取り繕っていない演技、演出…。
こうしてひとしきり、音楽を回想したり、熱く感動したり、そしてまた感傷的になったり…、大いに忙しく余韻に浸ったあと、ふと、思いました。
「あれ?もしかして、アリーの周りには、(弁護士の元カレから始まって)ダメ男ばっかりだった??」と。
いやいやいや、もう一度、観たい映画です。